不調時に人の話を聞き取りにくいと感じることが増えたため何とかする手法がないかと本書を手に取りました。
ざっくりと本を読んでのメモです。
・アブミ骨という骨が聴こえやすさに大きく影響する。アブミ骨筋をよくストレッチすることが大切。
・アブミ骨筋は無意識に動く不随意筋。リラックスした顔の表情筋で、よくリラックスして自然な笑顔が大事。
・イヤホンの密閉型は耳のフィットの仕方で影響がまちまち。できればヘッドホンノイズキャンセル機能付きがベスト
・耳鳴り等が起きたらどんな場面で起きたかチェックしておくと原因追及しやすくなる。
・血行は全般的に大事。
・補聴器は早めに使って脳への刺激を減らさないようにすることは大事。
・補聴器の片耳タイプはおすすめしない、両耳でないと脳の半分が衰える。
当たり前ですけどそんなに都合よく聴力を改善する手法なんてないんですよね。
アブミ骨筋を鍛えることが自力でできることかなと思いますが、本書ではなかなかやりやすい方法の紹介はなく、どちらかというと補聴器の使用をすすめる内容に感じました。
難聴によって脳への刺激が少なくなりより思考能力が低下していくのは避けなければと思いつつもなかなか補聴器にチャレンジしようというところまで気持ちがいかない。。
難聴について考え始める入門書としてはおすすめできますが、自力でなんとかしたいという気持ちの人には期待に応えられない内容かもです(そもそも自力ではどうすることもできない世界かも)。
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